パンパースとマミーポコの使用感を比べてみた

育児

現在、息子は9㎏。成長曲線の上のほうを推移しているので、8か月ですが、そろそろMサイズもサイズアウトになりそうな雰囲気…

おむつは友達からの推薦や産院でも採用されていたことから、新生児からずっと『パンパースの肌へのいちばん』を愛用してきました。使い心地も満足していたので(親目線ですが)、他のおむつを試す理由もなく8か月が過ぎました。

ただ、『パンパースの肌へのいちばん』少し高いんですよね…今までコストコで比較的安く購入してたのですが、直近で購入した際は、昨今の値上げ合戦も相まってか、今年の3月の店頭価格と比べると500円ほど販売価格が値上げしていました。

コストコ『パンパースの肌へのいちばん』店頭価格

購入日購入価格
2022年3月22日2738円(19.84円/枚)
2022年7月30日3218円(23.31円/枚)+480円UP
※8月にも行ったのですが、価格を忘れてしまったので、7月の価格を掲載しました。ベビーフェアでこの価格です。

市況的にも値上げ傾向のため、たまたまかもしれませんが…

『パンパースの肌へのいちばん』は、使用面では不満点はないのですが…市況による値上&サイズアップによるコストアップが続くとなると家計に響くな…と、そろそろ機能性もあってコスパの良いおむつ試してみる?!となりました。

早速、ドラッグストアに価格のリサーチも兼ねて訪問したのですが…よく見ると、おむつってめちゃくちゃ種類あるんですね…今まで、他の製品に目もくれていなかったので改めてびっくりしました。

こんな方に読んでほしい

・新生児からパンパースを使っている。
・コスパがいいと有名なマミーポコってどうなんだろう?

サンプル配布あるのか?

さすがに、すべてのおむつを購入するのは…大変なので、一番最初に思いついたのは「サンプル入手できないか?」と思い、確認しました。

新生児用やSサイズのおむつサンプルは、検診や病院、店舗など、あちこちで普通に育児生活しているだけで入手できるのですが、MやLサイズになってくると、意外ともらえないですよね…なぜだろう…

メーカーサイトを調べた結果(2022年8月31日調べ)

メーカー名商品名実施の有無
P&Gパンパースの肌へのいちばん×
P&Gパンパースさらさらケアベネッセと共同企画 〇
(毎月抽選で80名)
ユニ・チャームマミーポコ×
ユニ・チャームムーニー×
花王メリーズ△(8/31で終了)
大王製紙グーン〇(毎月抽選で6000名)
王子ネピアGenki!パンツ〇(毎月抽選で600名)
※応募キャンペーンの最新情報は、メーカーサイトにてご確認ください。

おそらく、応募しても当たらないので…(笑)

一旦、一番コスパが良いと有名なユニ・チャームの『マミーポコ』とこれまで使っていたP&G『パンパースの肌へのいちばん』と夏バージョン?『パンパースさらさらケア』の3種を購入して比べてみることにしました。

パンパースとマミーポコの使用感を比べてみた

今回は、サイズアップも視野に入れるので、Lサイズで比較しました。

■基本情報 ※通常品

メーカーP&GP&Gユニ・チャーム
商品名パンパースの
肌へのいちばん
パンパース
さらさらケア
マミーポコ
体重9~14kg9~14kg9~15kg
枚数50枚44枚42枚
価格(8/29LOHACO調べ)1790円1540円1120円
1枚当たりの単価(8/29LOHACO調べ)@35.8円@35円@26.6円
bell購入価格※3981円(@25.5円)Amazonセール3袋セット998円(@22円)スギ薬局1袋特価品2967円(@17.6円)Amazonセール4袋セット
生産国日本日本日本
デザイン記載がないですが数種類あり記載がないですが数種類あり6種類
(1袋に2種類)
キャラクター動物しまじろうドラえもん
おしっこサイン
吸収力最長12時間最長12時間最長12時間
その他特長・香料、パラベン、ラテックス無配合・厳選された素材・シアバター入りローション配合シート・ネーム枠
※bell購入価格は、私が実際に購入した価格と単価です。
※ギャザーなどの特長も各メーカー記載されていますが、一旦文字ではわかりにくいので表への記載は外しています。下記に、写真を載せます。

価格と体重範囲は『マミーポコ』が良いですね。

https://amzn.to/4fPVlfm
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おむつの写真

パンパースの肌へのいちばんパンパースさらさらケアマミーポコ
表面
足の付け根
吸水ポリマー
気が付いたこと・動物の柄は複数あり
表も内側も触り心地よい
吸水ポリマーはしっかり入っている
肌に触れるトップシートは、凹凸があり、通気性がよさそう
お股の部分に2つのラインがあることで通気性が良い。
・しまじろうの柄は複数あり
・表面の触り心地は、肌いちと比べるとごわごわしているように感じる。
吸水ポリマーは、ひし形状に青色になっている。さらさらを実現するための仕様??
肌に振れるトップシートは肌いちと同じような仕様に感じた
お股部分に2つのラインがあるので、通気性が良い。
・ドラえもんの柄は2種類
お腹部分のギャザーは、柔らかい(逆に言うと緩い?!)
吸水ポリマーは凹凸がなく、もっさりしている印象
縫製が雑?な部分あり

サイズについて

パンパースの肌へのいちばんパンパースさらさらケアマミーポコ
写真
縦×横約215×130㎜約215×130㎜約215×150㎜
厚み約2.0㎜約1.5㎜約1.7㎜

サイズと厚みは、『パンパースさらさらケア』がコンパクト
持ち歩き用には、コンパクトなおむつがいいですね。

それぞれ1週間使ってみた感想

パンパースの肌へのいちばん
触り心地
かぶれなし
おしっこ漏れなし
うんち漏れなし
サイズ感
おしっこの臭い漏れなし

ずっと使っているシリーズということもあり、肌触りやおしっこの吸収については安心感がありました。息子はうんちを一気に大量に出すタイプなので、Mサイズだと背中漏れを時々していましたが、Lサイズにしたことにより背中部分が長くなり、漏れにくくなりました。

肌触りはお腹部分のギャザー部分に夫が手を当ててこすると、マミーポコは手の毛が引っ掛かり痛いと言っていましたが、「肌いち」については引っかからないようです。「肌いち」はキャッチコピーの通り、一番きめ細かい仕様になっているのかなと思います。

分厚さは持ち運び用としてはデメリットになりますが、その分、吸水部分はしっかりしており、ふわふわした印象です。あと、他の2品よりもおしっこの臭い漏れが少ないように思います。それも吸水部分の構造によるものでしょうか?!

「肌いち」の一番の特長はなんといっても肌に負担が少ないということだと思います。お肌が弱いお子さんには、やはりこちらはおすすめですね。

パンパースさらさらケア
触り心地外側が少しゴワゴワ
かぶれなし
おしっこ漏れなし
うんち漏れなし
サイズ感
おしっこの臭い漏れ時々あり

肌いちに比べると表面の触り心地はごわっと感がありますが、これも比べてしまうから強いて言えば気になるというレベル。

らさらケアにして最初に気になったのは“おしっこの匂い漏れ‘’。肌いちは、うんちのときには流石に「臭くない?」ということはありましたが、おしっこで「あれ?なんか臭くない?」っていう感覚は初めてでした。息子の体調などもあるかと思うので一概には言えませんが、吸水ポリマーも薄めな印象なので、そのために臭うのかもしれません。

吸収については、よく見ると3分割に吸水ポリマーが配置されているので、2つの割れ目ができるため空気層が出来て風通しがよくなるようです。

また、1秒吸収シートを採用しているので商品名の通り“さらさら”が実現できているようです。吸収については別途検証してみたいと思います!

Mサイズにあった「ゆるうんちキャッチャー」はLサイズになるとないんですね…

息子は離乳食を食べている最中に毎回うんちをします。一度に出す量が多いため椅子に座っていると背中漏れがしやすいですが、Mサイズに搭載の「ゆるうんちキャッチャー」のおかげで背中漏れせずに済んだので本当に感激でした。

Lサイズを履く頃はコロコロうんちに変わっているということでしょうか?!息子のようにビックBabyはまだまだゆるうんちですが、サイズアップすることで背中部分は防ぎやすくなるかなと思います。

あと、友達の話ですが、しまじろうはやはり人気があるようで、友達の子どもも元々は肌いちでしたが、あるときから「しまじろうがいい」となり、そこからずっと「パンパースさらさらケア」を使っているようです。子どもが大きくなるとキャラクターも重要なんですね。さすが、メーカーさん!子ども心を分かってらっしゃる^^

マミーポコ
触り心地外側が少しゴワゴワ
かぶれなし
おしっこ漏れなし
うんち漏れなし
サイズ感
おしっこの臭い漏れなし

比べてしまうと見た目の通り横幅が大きいのでお股やお尻周りが嵩張るかな、という印象。まだおしっこをしていないのにお股周りのもたつき感がありました。ただし、比べなければ気にならない程度ですが。

お腹周りのギャザー部分の肌触り、柔らかさ、伸び縮みのしやすさはマミーポコが1番良いように感じましたが、縫製の処理は少し雑な?印象を受けました。(上記に写真を載せています。)使用上は全く問題がないのですが比べてしまうと…という感じです。

また、うんち漏れは、1週間の検証中にはギリギリ背中のギャザー部分に収まっていましたが、ギャザーが”柔らかい、伸び縮みしやすい”ということは、“漏れやすい”?という不安要素があるので、引き続き使ってみて比べてみたいと思います。

吸水面は凹凸のない脱脂綿が入っているような感じで非常にシンプル。おしっこした後の湿り具合が気になり、おしっこした直後のおむつを触ってみましたが、一応さらさらしていました。

私は、少しでもお知らせラインが青になっているとおむつを変えてしまうほうなので、吸水力は気になりませんでしたが、吸水面の仕様はマミーポコが一番シンプル(凹凸もない)な気がしますので、おしっこの回数や量によっては不安要素はあるかもしれません。別途検証してみようと思います。

たまたま取り出したおむつは、おしりにドラえもんのイラストがおしりいっぱいに描かれているので、下着ではいはいしている姿が可愛かった^^

イラストは6種類あるので開けてみてのお楽しみ♪ですが、パッケージに書いているイラストを見る限りどれも可愛いですね。

最低限の機能はついているのでコストとのバランスですね。

まとめ

一週間ずつ3品使ってみての感想は、正直、絶対これじゃなきゃダメ!!と言えるぐらいのインパクトのある特長はありませんでした。おそらく…履いている本人は履き心地や動きやすさの違いを感じているかもしれませんが…言葉を話さないので、まぁ、親判断で。(笑)

コスパ重視なら断然「マミーポコ」!!

最低限の仕様はほぼ盛り込み済みで、1枚あたりの単価がパンパースと比べて約5~10円変わります。

一日6回変えたとして、1年365日だと、2,190枚。
1枚単価が10円違うと…年間21900円も!!!おむつ代が浮くことになります!
2万円と聞くと結構違いますね…
そして、適応体重の範囲が広いのもいいですね。


肌が弱い子には断然「パンパースの肌へのいちばん」!!

コストはマミーポコに比べてかさみますが、Lサイズを履く頃は運動量も増えており、太ももなどが擦れやすかったりするので、敏感肌の子にはこちらが安心ですね。


汗っかきの赤ちゃんには断然「パンパースさらさらケア」!!

1秒吸収シートや、吸水面が3分割されており、その間に空気層ができるためさらさら感覚が実現できるようです。吸水面の素材も「肌いち」の表面のメッシュ素材の触り心地と似ているので内部の触り心地はよいです。夏など汗がかきやすい時期にはこちらがおすすめですね。


子どものおむつは自分が履いて試すことが出来ないので、どれにするか迷いますよね。私も店頭に行ったものの…見本が置いてあったのはグーンのみ。種類が多すぎて、、、

選ぶとなるとどういう基準で選べば良いのか分からず、おむつの売り場の前で立ち尽くしてしまいました。

今回3種類で試してみましたが、日本のおむつは海外からも評価されるだけあって、どれも遜色ないことがわかりました突き詰めていくと各メーカーの色があるので、赤ちゃんに合ったおむつ選びができるといいですね。

少しでも参考になれば嬉しいです。

以上、最後までご覧頂きありがとうございました。